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ごあいさつ大阪韓国商工会議所 

ごあいさつ

高英寛会長2013年年頭辞

会長 高 英寛

会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
癸巳・2013年の新春を会員皆様と共にお迎えすることができましたことを心より慶賀申し上げます。
本年は、1953年5月13日に全国で初めて創立された本会議所が、全国で初めて創立60周年を迎えます。60年といえば、人に喩えれば60歳の還暦となります。

戦後の混乱期に在日一世商工人の努力によって大阪韓国商工会議所が創立されて以来、ちょうど一巡したことになり、初心に戻って新たなる一からの再出発の年と言うことでもあります。
3年前の2010年6月に、会員皆様のご推挙により全国一の会員数を擁する大阪韓国商工会議所の会長という重責を仰せつかり、前執行部の改革を受け継ぎながら、会員のニ-ズに応じられる組織運営を計るためには今一度総合的に運営についての検討が必要と考え、鋭意小委員会をもうけ、その取組みを致してまいりました。

中でも急務なのは①次世代育成のための会員拡充 ②基本財政確立のための年会費制による財政基盤の構築 ③受益者負担による予算の軽減 ④老朽化する商工会館などの問題があり、これらは避けて通れない問題として真摯に対処していかなければと考えます。

大阪韓国商工会議所の基本財政と運営予算は顧問から理事までの役員皆様方の賛助金によって運営されておりますが、これを今の厳しい経済状況を鑑み、まず役員皆様方の負担をなんとしても軽減することと合わせて、次世代育成のためにも、一人でも多くの若い世代の方々に理事への就任をお願いすることを最優先に掲げ実行すると同時に、今の時代に合わせ諸々の上部団体への負担金も根気よく実情を理解して頂き軽減を計るということであります。

この様な厳しい環境の中、誠に残念ではありますが、皆様方もご存知の様に中央で「一般社団法人」の問題が起こりました。大阪韓国商工会議所の上部団体であります「在日韓国商工会議所」が一昨年に一般社団法人を取得し民団中央本部から離脱することを掲げたことによって、民団中央本部から一連の直轄措置による処分問題に端を発し、訴訟にまで発展する事態となりました。

今だ解決の糸口すら見えず相当な時間が経過してまいりましたが、その間の諸々のことは大阪韓国商工会議所の本質ではありませんのでここでは省きますが、中央の問題に関しては、ただ一日も早く円満な解決を望むばかりです。

地方韓商の一つである大阪韓国商工会議所の会長として思いますことは「一般社団法人」の問題だけでなぜこれだけの大騒動になるのか未だ理解できません。また、大阪韓国商工会議所はどちらに付くのか、といった問い掛けなり、ご意見を数多くいただきましたが、皆様方もご存知のように(総会、理事会で承認済み)組織的には大阪韓国商工会議所は民団大阪府本部の傘下団体であり、これは組織の根幹の問題としてこれを変えることはありません。
この組織運営の基本に立脚し、「一般社団法人」については小委員会で検証を加え、そして中央の問題に関しては昨年5月29日に大使館から出された「韓商連解決方案」に全面的に従いますと報告し承認されております。

本来、商工会議所とは商工人の集まりであり、それぞれの地域において地域社会の発展のために貢献していくことが本来のあるべき姿であり、この自立性、独自性をお互いに認め合いながら、在日商工人として一つにまとまろうとしたのが中央の組織であります。その中央組織が現実に二つになった現在、無理にどちらかに付くとすれば、大阪は自らの立つ位置を失うことになると思います。

今は中央が一本化されるまでどちらにも所属せず、中央問題は中央で解決していただきたい。大阪韓国商工会議所は中央の問題に関して意見、判断を下す立場にはないと思います。双方がそれぞれの立場で主張を繰り返しているが、同じ在日の小さい社会で争うことは好としません。
在日の組織の活性化を考えるならば一日も早く双方が小異を捨て、話し合いで解決を計り一本化することを望むばかりであります。
私自身も大阪韓国商工会議所の会長としてその立場をより明確にするため、また混乱を避けるため「一般社団法人在日韓国商工会議所」の理事、当然職としての副会長の役職を辞任いたしました。
繰り返しますが、大阪韓国商工会議所の立つ位置付けは、中央問題は中央で解決するのが筋であると考え一本化されるまで、民団大阪地方本部の傘下団体として自主、独立の精神で、戦後から先輩が築き上げてきた大阪韓国商工会議所60年の伝統を護りながら驕ることなく独自の道を歩んで参りますことを会員皆様にお約束いたします。

全国で最初に産声をあげた大阪韓国商工会議所は、新年2013年5月に全国初の創立60周年を迎えますが、この60年の伝統は先輩会員皆様の血と汗と涙の結晶であり、努力によって築き上げてきた情熱でもあります。一朝一夕にして為るものではありません。
私は、この伝統を壊すわけには参りません。創立60年の伝統を座視することなく「日々新たに」をもって「大阪韓国商工会議所の伝統と品格」を至上命題に会員皆様の利益追求、経済力量の活性化を図りたいと肝に銘じて頑張ってまいります。

会員皆様のご理解とご協力を切にお願い申し上げ、新年のご挨拶と致します。


韓日館


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