大阪韓国商工会議所

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会長 高 英寛

 2期6年の長きに渡りご苦労頂きました金友三会長と、陰で会長を支えられた奥様のご苦労に対して、心からの敬意とお礼を申し上げます。
  6年前の金友三丸の出航は波風の高い厳しい環境の中での船出でありましたが、その様な状況の中でも、「大阪は捨てたものやない」と、持ち前の明るさで会運営に取り組まれ、この前向きな姿勢が、顧問、相談役、理事を始めとする多くの会員皆様方から理解され、一丸となって、在日商工人ならではの暖かい手を差し伸べて頂き、今日のように本来の活気ある韓商の姿を取り戻したものと思います。
 そして、本日、57期目の定期総会を迎えるにあたり、思いますことは、ご苦労を重ね、汗を流し、あらん限りの知恵を絞ってその時代、時代の道を切り開いて来られた先輩方の足跡、築き上げられた大阪韓商の歴史、「知恵の集積」は、伊達ではなく、今、私達が求める目に見えない姿、耳に聞えない未来の音を私達に感じさせてくれるものと思います。
 その意味でも、この何にも変え難い伝統の重みを今一度しっかりと噛み締め、私達次代を担うものとして、奇を衒うことなく、愚直に商工人として、在日社会と地域に貢献して行かなければと考えます。
 そして取り組む課題は、既に承認されております事業計画に基づいて行われなければなりませんが、なかでも、青年商工人の育成、未だ厳しい経営環境にある会員企業への支援、民族金融機関への支援、民団等各同胞団体との連携の強化、また、日本の商工会、関企連、納税会など内外経済関係各処との交流などでありますが、このいずれの課題に取り組むに致しましても、言えることは不透明で大きく変化する今の時代にあっては、まさに、この時代に適応する柔軟な発想、この柔軟な発想と、会活動をより活性化させる為にも会員の拡充が何より求められるのではないかと思います。
 新たに立ち上がったイギリスのキャメロン保守政権も閣僚の中心が30代、40代で占められている様ですし、日本に於いても坂本龍馬がブームになっている昨今であります。
 その意味からもこの大阪韓商にあってもこの様な若い人達の知恵とエネルギーを積極的に活用して在日商工人として、変革するこの時代に前向きで挑戦して行かなければと考えます。
 そして、57年の歴史と伝統の上に次代を担う若い人達の活力を加え商工人の集まりであるこの大阪韓商に、木が年輪の形で1年1年確実に成長していくのと同じように、築き上げられた歴史の上に新たに大阪韓商の文化を築き、より高い次元で次世代に引き継いでいく、これが今の時代を担う私達の務めではないかと考えます。
 結びに、本日ご参会の皆様方には、引き続き、ご支援、ご鞭撻を賜ります様、衷心よりお願い申し上げますと共に、ご参会皆様方のご健勝とご多幸、そしてご事業の益々のご発展を心からご祈念申し上げ就任の言葉と致します。

 

 
 
 

 


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