Greeting

朴良基 皆様アンニョンハシムニカ。
私は大阪韓国商工会議所第29代会長に就任いたしました朴良基と申します。
弊所は、1953年5月13日に創立され、2023年創立70周年を迎えました。
これは皆様方のご支援ご協力の賜物とであると、心より感謝申し上げます。

創立当初、日本国内において我々在日同胞に対する差別意識が顕著な中、 在日同胞企業の事業繁栄と民族悲劇により灰燼に帰した母国の経済復興に寄与する趣旨のもと、 「在日韓国人商工会」として創立されました。
そして民生安定と権益擁護のために、 民団組織の大きな支えとなって、我々同胞商工人は一生懸命に努力を重ねてまいりました。

弊所の今日ある発展は、厳しい試練と紆余屈折を不屈の精神で克服して来られた、 敬愛すべき諸先輩方のご尽力の結晶であり、心より敬意を表します。
近年、在日同胞は減少を続けています。しかし韓国にルーツを持ち日本国籍を有する方々、 ニューカマーの方々は増加しており、今後この傾向はさらに顕著になってくると思われ、世代交代の様相を呈しています。

日本に住む我々在日同胞は、地域社会や日本社会に貢献しながら共存共生し、次代を担う韓国をルーツに持つ後進に、 諸先輩方より受け継いだ魂を引き継いでいかねばなりません。

先人の方々が積み上げてきた歴史や功労をしっかりと受け止め、親睦団体という位置づけの中、 主役である会員の皆様とともに、在日同胞商工人の更なる発展および地域活性化を図れるよう真摯に情熱をもっていたす所存であります。
 どうぞ、弊所の活動にご理解とご協力を賜りますよう、切にお願い申し上げます。
 皆様のご健勝とご多幸、益々の事業のご発展を祈念いたします。
 テダニカムサハムニダ

在日韓国人商工会”として産声をあげた日本で最初の商工団体

第29代目会長 朴良基